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PSA鑑定に落ちた理由とは?グレードが下がる6つの原因と事前にできる対策

「自信を持ってPSA鑑定に出したカードが、思ったより低いグレードで返ってきた…」そんな経験はありませんか?新品パックから引いたばかりのカードなのにPSA10が取れなかったり、保管に気を使っていたはずなのにPSA8で返却されたりすると、何が原因だったのか気になりますよね。この記事では、PSA鑑定でグレードが落ちる6つの原因を具体的に解説し、事前にできるセルフチェック方法や再鑑定の判断基準まで、初心者にもわかりやすくお伝えします。

「PSA鑑定に落ちた…」グレードが期待以下だったときに感じる3つの不安

PSA鑑定の結果が返ってきたとき、期待していたグレードと実際の評価にギャップがあると、「なぜ?」という疑問とともに不安が押し寄せるものです。まずは、多くの方が感じる代表的な不安を整理し、PSA鑑定の基本的な仕組みを確認していきましょう。

自信のあるカードが9点・8点で返ってくるのは珍しくない

PSA鑑定を初めて利用する方が最も陥りやすい誤解のひとつが、「新品パックから出したばかりだから当然10点がつくだろう」という思い込みです。実際には、未開封パックから取り出した直後のカードであっても、PSA10(Gem Mint)を取得できる確率は決して高くありません。カードの種類や年代にもよりますが、体感として提出枚数の30〜50%程度しかPSA10にならないという声も多く見られます。

PSA鑑定では、カードの状態を以下のようなグレードで段階的に評価しています。

  • PSA10(Gem Mint):ほぼ充実したな状態。製造精度・保管状態ともに優れた水準
  • PSA9(Mint):わずかな欠点が1箇所ある程度。一般的には非常に良い状態
  • PSA8(NM-MT):軽微な欠点が複数確認できる状態
  • PSA7以下:目視で確認できる傷やダメージがある状態
  • Authentic(認証のみ):本物であることは認定されるが、グレードなし

つまり、PSA9で返ってきたカードは「ほんのわずかな欠点が見つかった」という意味であり、決して悪い評価ではないのです。まずはこの前提を理解しておくことが大切です。

PSA鑑定の評価基準は「見た目の綺麗さ」だけではない

PSA鑑定でグレードが決まる仕組みをもう少し深く見てみましょう。PSAは、カードの状態を主に4つの評価軸で判定しています。

  1. センタリング(Centering):カードの枠(ボーダー)が上下・左右で均等かどうか
  2. サーフェス(Surface):カード表面のキズ、汚れ、印刷の品質
  3. コーナー(Corners):四隅の角の鋭さ、白欠けの有無
  4. エッジ(Edges):カードの四辺のふちの状態

重要なのは、これらの項目には「製造時点ですでに存在する問題」と「開封後の取り扱いによって生じる問題」の両方が含まれるということです。たとえば、センタリングのズレや印刷ムラは工場の製造段階で発生するものであり、どんなに丁寧に扱っても改善できません。つまり、「見た目が綺麗だから高グレードになる」とは限らないのです。

鑑定費用を無駄にしないために”落ちた理由”を知ることが重要

PSA鑑定には、1枚あたり少なくとも5,000円前後のコストがかかります。代行業者を利用する場合や速達プランを選ぶ場合は、1枚1万円を超えることも珍しくありません。さらに、グレードが低くても鑑定費用は返金されないため、結果が期待以下だった場合のダメージは小さくないでしょう。

しかし、落ちた原因をしっかり理解すれば、次回以降の鑑定で同じ失敗を繰り返さずに済みます。「なぜグレードが下がったのか」を知ることは、今後の鑑定精度を高めるための大切な投資です。ここからは、具体的な原因を6つに分類して詳しく解説していきます。

PSA鑑定でグレードが落ちる6つの原因

PSA鑑定でグレードが下がる原因は、大きく分けて「製造起因」「取り扱い起因」「提出起因」の3カテゴリ・6つの要因に整理できます。自分のカードがどこに該当するかを確認してみてください。

原因①〜②|センタリングのズレと印刷ムラ(製造起因の2大要因)

まず押さえておきたいのが、カードの製造段階ですでに存在する問題です。これらはどんなに丁寧に保管・梱包しても改善できないため、鑑定に出す前の段階で見極める必要があります。

原因①:センタリング(枠)のズレ

センタリングとは、カードの印刷面が裁断された枠に対して中央に位置しているかどうかを指します。PSA10を取得するためには、表面で60/40以内、裏面で75/25以内のセンタリングが求められると言われています。つまり、左右や上下の枠の太さが60対40以上偏っていると、それだけでPSA10は取得困難になります。

日本語版のポケモンカードや遊戯王カードでは、海外版と比較してセンタリングが甘い個体が混在しやすい傾向があります。パックから出した瞬間にすでにズレているカードは珍しくなく、これがPSA9止まりの最大原因になっているケースも多いです。

原因②:印刷ムラ・インク飛び・色ムラ

印刷工程で発生するインクの飛び散り、かすれ、色ムラなども減点対象です。特にホロ加工(光沢加工)が施されたカードでは、表面に微細なインクの点や筋が見られることがあります。これらは肉眼では見落としがちですが、PSAの鑑定士はルーペや専用ライトを使って入念にチェックしています。

開封直後のカードであっても、印刷品質が基準を満たしていなければPSA10にはなりません。「新品=満点」ではないことを改めて意識しておきましょう。

原因③〜④|白欠け・角の微細ダメージと表面キズ(取り扱い起因の2大要因)

次に多いのが、開封後の取り扱いによって生じるダメージです。自分では気づかないうちにカードを傷つけてしまっているケースが意外と多いため、注意が必要です。

原因③:角の白欠け(ホワイトニング)

カードの四隅にわずかに白い部分が見える「白欠け」は、PSA鑑定で最も厳しくチェックされるポイントのひとつです。10倍ルーペで確認してようやく見えるレベルの白欠けでも、PSAの鑑定士は見逃しません。

白欠けが発生する原因としては、スリーブへの出し入れ時の摩擦、テーブルの上に直接置いた際の衝撃、ファイルやバインダーでの保管時の圧力などが挙げられます。

原因④:表面の微細なスレ傷・指紋跡・皮脂汚れ

カード表面のスレ傷や指紋も見逃せない減点要因です。特にホログラム加工のカードは光の角度によって傷が見えたり見えなかったりするため、自分では「綺麗だ」と思っていても実際にはスレ傷がついていることがあります。

また、素手でカードを触ること自体がリスクです。指紋の皮脂がカード表面に残ると、鑑定時に汚れとして検出される場合があります。開封後はできるだけ早くスリーブに入れ、以降は手袋を使って取り扱うことが理想的です。

原因⑤〜⑥|梱包ミスと申込情報の不備(提出起因の2大要因)

意外と見落とされがちなのが、鑑定への提出時に発生するトラブルです。せっかく良い状態のカードを持っていても、梱包や申し込みのミスでグレードが下がるのは非常にもったいないことです。

原因⑤:カードセイバーへの不適切な梱包

PSA鑑定に提出する際、カードはソフトスリーブに入れた上でカードセイバー(セミリジッドホルダー)に収納するのが基本です。しかし、このときカードセイバーのサイズが合っていなかったり、無理に押し込んだりすると、カードの上部や角が削れてしまうことがあります。

ソフトスリーブもカードにぴったり合ったサイズを選ばないと、中でカードが動いてエッジにダメージが入る原因になります。

原因⑥:申告情報のミス

PSA鑑定の申し込み時には、カード名、シリーズ名、年代、番号などを正確に申告する必要があります。これらの情報に誤りがあると、鑑定が正常に行われず「Authentic(認証のみ)」扱いになるリスクがあります。Authenticはカードが本物であることの証明にはなりますが、グレードが付かないため市場価値への影響は限定的です。

特に海外版カードや旧シリーズのカードは型番やシリーズ名が紛らわしいものが多いため、提出前に公式データベースなどで正確な情報を確認しておきましょう。

PSA鑑定に出す前にやるべき5つのセルフチェック

グレードが落ちる原因がわかったところで、次は鑑定に出す前に自分でできるチェック方法を紹介します。少しの手間をかけるだけで、不要な減点を防ぎ、鑑定費用の無駄遣いを減らすことができます。

チェック①②|強いライトでの表面確認とセンタリング計測

チェック①:LEDライトを斜めから当てて表面キズを確認する

カードの表面キズや指紋跡は、正面から見ただけでは気づきにくいものです。そこで、LEDライト(スマホのライトでも可)をカード表面に斜め45度程度の角度から当ててみてください。光が反射する角度を変えながら観察すると、肉眼では見えなかった微細なスレ傷や指紋跡が浮かび上がることがあります。

特にホロカードは光沢面にキズが目立ちやすいため、複数の角度から丁寧にチェックすることをおすすめします。

チェック②:センタリングを定規やアプリで計測する

センタリングの確認は、定規を使って枠の幅を測るのが最もシンプルな方法です。カードの上下・左右それぞれの枠幅をミリ単位で計測し、60/40以内に収まっているかを確認しましょう。最近では、スマホで撮影した画像からセンタリングを自動計測できるアプリも登場しています。「PSA centering tool」などのキーワードで検索すると見つかりますので、活用してみてください。

裏面のセンタリングも忘れずにチェックしましょう。表面は問題なくても、裏面のセンタリングが大きくズレていると減点対象になります。

チェック③④|ルーペでの角・エッジ確認と裏面の状態チェック

チェック③:10倍ルーペで四隅の白欠けを確認する

PSA鑑定士が使用するルーペと同等の倍率(10倍程度)で、カードの四隅を一つずつ確認しましょう。白い点や線が見えた場合、それはほぼ確実にPSAでも検出されます。10倍ルーペは1,000円前後で購入でき、PSA鑑定を定期的に利用するなら持っておいて損はありません。

チェック④:裏面の傷・汚れも入念にチェックする

多くの方が見落としがちですが、PSAはカードの裏面も表面と同等の基準で評価しています。裏面はデザインが単調なぶん、キズや汚れが目立ちやすい面でもあります。特にカード裏面の白い部分は、わずかな汚れでも鑑定士の目にとまりやすいため、LEDライトとルーペを使って丁寧に確認してください。

チェック⑤|梱包前の最終確認と正しいスリーブ・セイバーの選び方

セルフチェックの最後に、鑑定提出時の梱包について確認しておきましょう。

  • ソフトスリーブはPSA推奨サイズを使用する:大きすぎるスリーブはカードが中で動いて傷つく原因になります。一般的にはカードにぴったりフィットするインナースリーブが推奨されます。
  • カードセイバーへの差し込みは慎重に:カードセイバーの口は狭いため、無理に押し込むとカード上部が擦れてしまいます。スリーブに入れたカードをゆっくり、まっすぐ差し込むようにしましょう。
  • セイバーの口をマスキングテープで軽く留める:輸送中にカードが飛び出さないよう、開口部をテープで軽く固定しておくと安心です。ただし、テープがカードに触れないよう注意してください。

梱包方法の詳細については、PSA鑑定の正しい梱包方法まとめも参考にしてみてください。

PSA鑑定の料金・期間・申し込み手順を確認しよう

鑑定に出す前に、料金体系や手続きの流れも把握しておきましょう。特に「鑑定に落ちた場合でも費用は返ってこない」という点は、提出枚数を決める際の重要な判断材料になります。

PSA鑑定の料金プラン3種と費用の目安

PSAの料金はカードの申告価格や希望するターンアラウンド(返却までの期間)によって変動します。以下は2024〜2025年時点の代表的な料金目安です。

プラン 目安費用(1枚あたり) 返却期間の目安 備考
バリュー(通常) 約5,000〜7,000円 3〜6ヶ月 申告価格$499以下のカード向け
レギュラー(優先) 約10,000〜15,000円 1〜3ヶ月 申告価格$999以下のカード向け
エクスプレス(速達) 約20,000〜30,000円 2〜4週間 申告価格$4,999以下のカード向け

※代行業者を利用する場合は、上記に代行手数料(1枚あたり1,000〜3,000円程度)が加算されます。
※為替レートや時期によって料金は変動するため、最新の料金はPSA公式サイトの料金ページで確認してください。

ここで注意しておきたいのが、鑑定結果が低グレードであっても費用は返金されないという点です。たとえPSA5やAuthenticで返ってきても、支払った鑑定費用はそのまま消化されます。事前のセルフチェックで「PSA10が狙えそうなカード」に絞って提出することが、コストを無駄にしないための基本戦略です。

PSA鑑定の流れ|申し込みから返却までの7ステップ

PSA鑑定の全体的な流れを確認しておきましょう。

STEP1 PSA公式サイトでアカウントを作成する
STEP2 提出するカードの情報を入力し、注文を作成する
STEP3 カードをスリーブ+カードセイバーで梱包する
STEP4 注文書を印刷し、カードとともにPSA宛に発送する
STEP5 PSAがカードを受領・鑑定を開始する
STEP6 鑑定完了後、グレード結果がオンラインで確認可能になる
STEP7 ケースに封入されたカードが返却・到着する

直接PSAに提出する場合は英語でのやり取りや海外発送が必要になります。英語に不安がある方や手続きを簡略化したい方は、日本国内の代行業者を利用するのも選択肢のひとつです。

代行業者を使う場合の比較ポイント4つ

PSA鑑定の代行業者を選ぶ際は、以下の4つのポイントを基準に比較すると失敗しにくくなります。

比較ポイント 確認すべき内容
価格 鑑定費用+代行手数料+送料の合計で比較する
返却期間 PSAでの鑑定期間に加え、代行業者の取りまとめ期間も加算される
最低提出枚数 業者によっては最低5枚〜の制限がある場合も
サービス内容 事前のセルフチェック代行、梱包代行、写真確認などの付加サービス

代行業者の詳しい比較は、PSA鑑定代行サービスの比較ガイドにまとめています。

なお、「初めてのPSA鑑定で不安がある」「面倒な手続きをすべて任せたい」という方には、おまかせグレーディング(poke-mani.com)のような、梱包方法のサポートから提出代行まで一括で対応してくれるサービスも選択肢として検討してみてください。手続きに慣れていない方でも、カードを送るだけで鑑定が完了する手軽さが魅力です。

PSA鑑定に落ちたカードは再鑑定すべき?判断基準3つと注意点

一度PSA鑑定を受けたカードに対して、「もう一度出せばグレードが上がるのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、再鑑定(リグレード)の仕組みと、再提出すべきかどうかの判断基準を解説します。

再鑑定(リグレード)で評価が変わる可能性はあるのか

PSAには、すでにケースに封入されたカードのグレードを再評価してもらう「リグレード(Review)」という制度があります。この場合、ケースを割らずにそのまま提出し、鑑定士が改めて評価を行います。

一方、ケースを自分で割って新規提出として鑑定に出し直す方法もあります。この場合は別の鑑定士が一から評価するため、リグレードとは異なるアプローチになります。

「リグレードではグレードが変わりにくい」という意見もコレクターの間では聞かれますが、実際には1点程度の変動が起こるケースも報告されています。ただし、確実に上がる保証はなく、逆にグレードが下がる可能性もゼロではありません。再鑑定にも費用がかかるため、慎重に判断する必要があります。

再鑑定に出すべきカード・出さないほうがいいカードの判断基準3つ

再鑑定に出すかどうか迷ったときは、以下の3つの基準で判断することをおすすめします。

基準①:PSA9とPSA10で市場価格差が大きいカードかどうか

再鑑定の最大の動機は「グレードが上がれば市場価値が大幅に上がる」ケースです。たとえば、あるカードのPSA9の相場が5,000円、PSA10の相場が30,000円というように大きな価格差がある場合は、再鑑定のコスト(5,000〜10,000円程度)を払う価値があるかもしれません。逆に、PSA9とPSA10の価格差がほとんどないカードであれば、再鑑定のメリットは薄いでしょう。

基準②:落ちた原因が製造起因か取り扱い起因か

センタリングのズレや印刷ムラなど、製造段階で発生した問題が原因でグレードが下がった場合、再鑑定でも結果は変わりにくい傾向があります。一方、鑑定士の主観的な判断に左右されやすい表面のわずかなスレ傷などは、再鑑定で評価が変わる可能性が比較的あると言われています。

基準③:再鑑定コストに見合うリターンがあるか

最終的には、再鑑定にかかる費用と、グレードが上がった場合の市場価値の上昇幅を天秤にかけて判断しましょう。「PSA9のまま売却したほうが総合的にプラスになる」というケースも少なくありません。

再鑑定を検討するなら知っておきたい注意点

再鑑定を行う際に覚えておきたい注意点をまとめておきます。

  • リグレードではグレードが下がるリスクもある(下がった場合は元のグレードを維持するオプションを選べる場合もある)
  • ケースを割って新規提出する場合、PSAケースの破損によるカードダメージに注意が必要
  • 再鑑定も通常の鑑定と同額の費用がかかる
  • 何度再鑑定に出しても結果が変わらないこともある

再鑑定の手続きが不安な方は、代行業者に相談してみるのも一つの方法です。先ほど紹介したおまかせグレーディングでは、再鑑定に関する相談も受け付けているため、判断に迷った場合は問い合わせてみると良いでしょう。

PSA鑑定に関するよくある質問(FAQ)

最後に、PSA鑑定でグレードが落ちたときに多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。

Q1. PSA鑑定でAuthentic(認証のみ)になるのはどんなとき?

Authentic扱いになる主なケースは、カードが本物であると確認されたものの、申告情報に誤りがあってグレードを付けられなかった場合です。また、カードの状態が著しく悪く、グレードの基準を満たさない場合にもAuthenticになることがあります。カード名、シリーズ名、番号などの申告情報は、提出前にぜひ正確に確認しましょう。

Q2. PSA鑑定で10点が取れる確率はどのくらい?

公式には具体的な割合は公表されていませんが、コレクターの間では未開封パックから出した直後のカードでも、PSA10の取得率は30〜50%程度と言われることが多いです。年代の古いカードや製造品質にばらつきがあるシリーズでは、さらに低い確率になることもあります。事前のセルフチェックで状態の良いカードに絞って提出することが重要です。

Q3. PSA鑑定に落ちたカードはそのまま売れる?

PSAケースに封入されたカードは、グレードが低くても「PSA鑑定済み」という証明付きで販売することが可能です。PSA8やPSA9でも、鑑定なしのカードよりも高値で取引されるケースは少なくありません。グレードが期待以下だったからといって、価値がなくなるわけではないという点は覚えておきましょう。

Q4. 鑑定結果に納得がいかない場合、PSAに問い合わせることはできる?

PSAのカスタマーサービスに問い合わせること自体は可能ですが、個別のグレーディング理由について詳細な説明を受けることは基本的にできません。鑑定結果に不満がある場合は、前述のリグレード制度を利用するか、ケースを割って新規提出するかのいずれかの対応となります。

Q5. BGSなど他の鑑定機関とPSAでグレードが異なることはある?

あります。PSAとBGS(Beckett Grading Services)では評価基準や配点のバランスが異なるため、同じカードでも異なるグレードがつくことは珍しくありません。たとえば、BGSでは4項目それぞれのサブグレードが表示されるため、どの項目で減点されたかがわかりやすいという特徴があります。一方、PSAはシンプルな総合評価のみを表示します。目的に応じて鑑定機関を使い分けるのも一つの戦略です。

まとめ

PSA鑑定でグレードが落ちる原因は、製造時のセンタリングや印刷品質、取り扱い時の微細なダメージ、そして梱包・申告のミスに大別されます。事前にセルフチェックを行い、状態の良いカードに絞って提出することで、鑑定費用を無駄にするリスクを大幅に減らすことができます。