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ポケカのトップローダーのサイズは?35ptの意味とスリーブ別の選び方

高く売れそうなカードが出たら、まずローダーに入れたくなります。ところが売り場には、サイズや「35pt」「55pt」といった表記の違うローダーが並び、どれが合うのか迷いがちです。スリーブを付けたまま入れたいときは、なおさらです。

この記事では、ポケカに合うトップローダーの大きさと、ptという表記の意味を整理します。そのうえで、スリーブを付けたまま入るかを、厚みと幅・高さの2つの面から数字で確かめる方法をお伝えします。100均の硬質カードケースで代わりにできるかも見ていきます。

ポケカには「3×4インチ・35pt」が基本です

先に結論をお伝えします。ポケカを1枚入れるなら、外寸が3×4インチで、厚さの表記が35ptのトップローダーが基本です。レギュラーサイズのカード用として、もっとも広く出回っている規格です。

スリーブを付けたまま入れる場合も、厚みの上では35ptで収まる計算になります。入れにくいと感じるときは、厚みより幅や高さの余裕が足りていないことが多いため、この記事の後半の確かめ方を使ってください。

ポケカの大きさと、ローダーの外寸

ポケカのカードは、おおむね63×88mmの大きさです。トレーディングカードの世界では、この大きさを「スタンダード」や「レギュラー」と呼ぶことが一般的です。

米国のサプライメーカーUltra PROは、定番のトップローダーを外寸3×4インチとしています。入れられるカードは2.5×3.5インチ(63.5×88.9mm)で、厚さ35ptまでと書かれています。3×4インチをミリに直すと、約76×102mmです。

項目 公式の表示
外寸 3×4インチ(約76×102mm)
入れられるカードの大きさ 2.5×3.5インチ(63.5×88.9mm)
入れられるカードの厚さ 35ptまで
素材 PVC(ポリ塩化ビニル)
Ultra PRO公式の商品ページの表示によります。ミリへの換算は、1インチを25.4mmとして計算しました。

出典:外寸・対応するカード・素材はUltra PRO公式「3″ x 4″ Clear Regular TOPLOADER」による。

「35pt」は何を表しているか

ローダーのptは、中に入れられるカードの厚みの目安を表す表記です。一般に、1ptは1000分の1インチ(約0.025mm)として使われています。35ptなら、約0.89mmの厚みまで入る計算です。

この読み方は、メーカーが公開している内寸とも合っています。Ultra PROの厚いカード用トップローダーは、内側の厚みを0.138インチ(約3.5mm)としています。数字が大きいローダーほど、中の隙間が厚く作られていることが分かります。

出典:厚いカード用トップローダーの内寸はUltra PRO公式「3″ x 4″ Super Thick 130PT TOPLOADER」による。

ポケカのような通常の厚さのカードなら、35ptで足ります。55ptや75ptといった厚いローダーは、厚紙を重ねたカードや、布などが埋め込まれた特殊なカード向けと説明されることが一般的です。

スリーブを付けたまま入るか|厚みで計算する

スリーブを付けると、そのぶん厚みが増えます。ダイソーの大きなトレーディングカードケースは、カード1枚の厚みを0.32mmとして収納枚数を計算しています。この値と、ダイソーのスリーブの厚さの表示を使って、1枚あたりの厚みを見積もります。

入れ方 1枚あたりの厚み 35pt(約0.89mm)との比較
スリーブなし 約0.32mm 収まる
R-9(ソフト・厚さ0.05mm)を1枚 約0.42mm 収まる
R-12(ハード・厚さ0.1mm)を1枚 約0.52mm 収まる
R-9の上にR-12を重ねる 約0.62mm 収まる
スリーブはカードの表と裏をフィルムで挟むため、表示の厚さの2倍が増えるとして計算した目安です。

出典:カードの厚みの前提とスリーブの厚さはダイソー公式ネットストア「トレーディングカードケース」、同「トレカスリーブ(R-9、80枚)」、同「トレカスリーブ(R-12、40枚)」による。

計算の上では、2重スリーブでも35ptの厚みに収まります。「スリーブを付けるなら55pt以上」という説明を見かけることがありますが、厚みだけで決まる話ではありません。実際に入りにくい原因は、次に見る幅と高さにあることが多いと考えられます。

入らない原因は、幅と高さのほうにあります

スリーブを付けると、厚みより先に幅と高さが大きくなります。ゆったりタイプのスリーブは66×92mmほどあり、カードより幅で3mm、高さで4mm大きくなります。ローダーの内寸にこのぶんの余裕がないと、角が引っかかって入りません。

内寸を公開しているローダーでは、数字で確かめられます。Ultra PROの厚いカード用トップローダーの内寸は、2.75×3.88インチ(約70×99mm)です。この大きさなら、66×92mmのスリーブにも幅と高さの余裕があります。

一方で、定番の35ptトップローダーの内寸は、商品ページに書かれていません。スリーブを付けたまま入れたい場合は、内寸が書かれている商品を選ぶか、店頭で1枚だけ試してから買うと失敗しにくくなります。

スリーブの型番ごとの寸法は100均スリーブの選び方の記事、2重にするときの重ね方はダブルスリーブの入れ方の記事にまとめています。スリーブの大きさが分かれば、ローダーの内寸と比べるだけで選べます。

100均の硬質カードケースで代わりにできるか

ダイソーには、名刺や免許証を入れる用途の硬質カードケースがあり、ポケカにも使えるものがあります。公式ネットストアに内寸が書かれている商品を並べると、次のとおりです。

商品 内寸 素材 ポケカで使うときの目安
硬質カードケース(トップ、B8、4枚) 98×70mm 記載なし 上から入れる形。66×92mmのスリーブにも余裕がある
硬質カードケース(B8、横型、4枚) 94×66mm 塩化ビニル樹脂 横から入れる形。66×92mmのスリーブは幅の余裕が0mm
硬質カードケース(B8、フチなし、軽量タイプ) 記載なし(商品サイズ 10×7.5cm) 塩化ビニール樹脂 内寸が分からないため、店頭で試してから
ダイソー公式ネットストアの表示(2026年9月25日確認)によります。トップ型はネットストアでは在庫なしの表示でした。いずれも110円(税込)です。

出典:内寸・素材は同「硬質カードケース(トップ、B8、4枚)」、同「硬質カードケース(B8、横型、4枚)」、同「硬質カードケース(B8サイズ、フチなし、軽量タイプ、3枚)」による。

横型のケースは、カードだけか、薄いぴったりタイプのスリーブまでなら入れやすい大きさです。ゆったりタイプのスリーブを付けたまま入れるなら、内寸に余裕のあるトップ型を選んでください。

ローダーの素材と、UVカットの表示

ローダーの素材は、商品によって違います。Ultra PROの定番トップローダーはPVC(ポリ塩化ビニル)で、ダイソーの硬質カードケースも塩化ビニル樹脂と表示されています。素材は商品ページやパッケージに書かれているので、買う前に確かめられます。

飾る目的でローダーを使うなら、UVカットの表示にも目を向けてください。ダイソーには「UV90%カット」と表示された縦型の硬質カードケースがあります。日光に含まれる紫外線を減らす目的の表示で、カードの色あせを防ぎたいときの選択肢になります。

出典:UVカットの表示は同「硬質カードケース(UV90%カット、縦型、B8サイズ、3枚)」による。

ただし、UVカットの表示があっても、直射日光の当たる場所に置き続けてよいわけではありません。窓ぎわを避け、飾る期間を区切るといった置き方の工夫とあわせて使ってください。

トップローダー以外の種類

カードを硬いケースで守る道具には、トップローダーのほかにもいくつかの形があります。入れ口の位置や閉じ方が違い、向いている使い方が変わります。

ローダーの種類と向いている使い方

トップローダー 上から差し込む形です。安く手に入り、枚数が多いときの保管に向いています。
サイドローダー 横から差し込む形です。立てて保管したとき、カードが入れ口から滑り出にくくなります。
マグネットローダー 2枚の板を磁石で閉じる形です。厚みがあり、飾るときや持ち歩くときに向いています。
スクリューダウン ねじで板を留める形です。しっかり閉じられる一方、締めすぎるとカードを押しつぶすおそれがあります。

マグネットローダーやスクリューダウンにも、トップローダーと同じようにpt表記があります。選び方の考え方は同じで、カードとスリーブの合計の厚みと、内寸の幅・高さを確かめてください。

ローダーへの入れ方

ローダーは硬いぶん、入れるときに角や表面を傷めやすい道具です。次の順で入れると、カードに無理な力がかかりにくくなります。

ローダーに入れる4つの手順

  • 1先にカードをスリーブに入れます。スリーブが表面のこすれを防ぎます。
  • 2ローダーの入れ口を軽く押して、口を少し開きます。
  • 3カードを入れ口に対してまっすぐ立て、角が当たらないようにゆっくり差し込みます。
  • 4途中で止まったら無理に押さず、一度抜いて向きや角度を直します。

何度直しても入らないときは、ローダーの内寸が足りていないと考えられます。無理に押し込まず、内寸に余裕のあるものに替えてください。

鑑定に出すカードは、ローダーとは分けて考えます

鑑定に出すカードは、送るときの梱包のしかたが鑑定会社ごとに決められています。保管用のローダーに入れたまま送ればよいとは限らないため、出す前に案内を確かめてください。

鑑定に出すまでの手順と準備は、PSA鑑定の出し方の記事でまとめています。高額なカードの保管の考え方は高額なポケカの保管方法の記事もあわせてご覧ください。

ローダーに入れて保管するときの注意

ローダーは曲げる力からカードを守りますが、湿気や熱からは守れません。湿気の多い場所では、ローダーの中でカードが反ることがあります。夏の車内や窓ぎわのように、温度が上がる場所に置きっぱなしにするのも避けてください。

ローダーのまま重ねて保管するときは、上に重い物を載せないようにします。立てて保管する箱を使うと、ローダー同士がこすれにくくなります。

反りの原因と戻し方はポケカの反り防止の記事、夏場の置き場所はポケモンカードの保管温度の記事にまとめています。ローダーに入れたあとも、置き場所の湿度と温度に気を配ってください。

ポケカのトップローダーでよくある質問

ポケカに合うトップローダーのサイズは?

外寸3×4インチ、厚さ35ptのレギュラーサイズが基本です。Ultra PROの定番品は、2.5×3.5インチ(63.5×88.9mm)で厚さ35ptまでのカード用と書かれています。ポケカ(約63×88mm)はこの大きさに当てはまります。

35ptの「pt」とは何ですか?

中に入れられるカードの厚みの目安を表す表記です。一般に1ptは1000分の1インチとして使われ、35ptは約0.89mmにあたります。数字が大きいほど、中の隙間が厚く作られています。

スリーブを付けたままトップローダーに入りますか?

厚みの上では、2重スリーブでも35ptに収まる計算です。入りにくい場合は、幅や高さの余裕が足りないことが多いため、内寸が書かれた商品を選ぶか、1枚だけ試してから買ってください。

55ptのローダーは必要ですか?

通常のポケカなら35ptで足ります。55pt以上は、厚紙を重ねたカードや特殊な素材のカード向けとされています。厚すぎるローダーは、中でカードが動きやすくなります。

トップローダーとマグネットローダーは、どちらがよいですか?

使い方で選びます。枚数が多いカードの保管には、安くかさばりにくいトップローダーが向いています。飾る、持ち歩くといった用途なら、しっかり閉じられるマグネットローダーが向いています。どちらもpt表記と内寸で選ぶ点は同じです。

100均の硬質カードケースでも代わりになりますか?

なります。ダイソーの硬質カードケースには、内寸98×70mmのトップ型や94×66mmの横型があります。ゆったりタイプのスリーブを付けるなら、幅に余裕のあるトップ型を選んでください。

まとめ|ptは厚み、入るかどうかは内寸で決まります

ポケカを入れるトップローダーは、外寸3×4インチ・35ptが基本です。ptは中に入る厚みの目安で、35ptは約0.89mmにあたります。厚みの上では、2重スリーブを付けても収まる計算です。

実際に入るかどうかを分けるのは、幅と高さの余裕です。スリーブを付けたまま入れるなら、内寸が書かれた商品を選ぶか、1枚だけ試してから買ってください。100均の硬質カードケースも、内寸を見れば代わりに使えます。

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