飾っていたカードや、フリマで見かけたカードを見て、少し色が薄いのではと気になることがあります。日焼けは一度起きると元に戻らず、売るときの評価にも関わります。けれども、1枚だけを眺めていても、日焼けかどうかはなかなか分かりません。
この記事では、ポケカの日焼けを自分で確かめる方法を4つに分けてお伝えします。写真で確かめるときの注意、日焼けしたカードが買取でどう扱われるか、フリマで買うとき・売るときに気をつけることもまとめました。
ポケカの日焼けとは
日焼けは、太陽の光などに含まれる紫外線に長く当たり、カードに刷られたインクの色があせてしまうことです。メルカリの公式コラムでは、古本が茶色く変色するのと同じ現象だと説明されています。
日焼けは少しずつ進むため、毎日見ているカードほど変化に気づきにくくなります。窓際に飾っていたカードや、長い間ファイルの表側に入れていたカードは、一度確かめておくと安心です。
日焼けを見分ける4つの方法
日焼けは「元の色」と比べて初めて分かるものです。そのため、どの方法も何かと比べることが基本になります。手元のカードで試しやすい順に紹介します。
- 1同じカードと並べて比べる
- 2裏面を、ほかのカードの裏面と比べる
- 3覆われていた部分との境目を探す
- 4スリーブを外し、同じ光の下で見る
同じカードと並べて比べる
もっとも確かなのは、同じカードで日に当たっていないものと並べる方法です。ファイルの奥やケースにしまっていた同じカードがあれば、隣に置いて絵柄の色の濃さを見比べてください。
日焼けしたカードは、全体が白っぽく薄く見えたり、色味が変わって見えたりします。1枚だけ見ると気づかない差も、並べると分かりやすくなります。
裏面を、ほかのカードの裏面と比べる
同じカードが手元にないときは、裏面を使います。ポケカの裏面は、同じ時期のカードならどれも同じ柄です。確かめたいカードの裏面を、しまっておいた別のカードの裏面と並べれば、色の違いを比べられます。
ただし、表を上にして飾っていたカードは、裏面には光が当たっていないことがあります。その場合は裏面に差が出ないため、表の確認とあわせて判断してください。
覆われていた部分との境目を探す
スタンドやローダーの枠、重ねていたほかのカードなどで一部が覆われていた場合、その部分だけ元の色が残ることがあります。覆われていた部分とそうでない部分の間に、帯や線のような色の境目がないかを見てください。
境目が見つかれば、日焼けしていると判断しやすくなります。とくにカードの端や、ローダーの縁が重なる位置を確かめるとよいでしょう。
スリーブを外し、同じ光の下で見る
スリーブやローダーが曇っていたり色がついていたりすると、カードの色が違って見えます。確かめるときはスリーブから出し、比べるカードも同じ条件にそろえてください。
見る場所も大切です。片方を窓際、もう片方を照明の下で見ると、光の色の違いで判断を誤ります。2枚を並べて、同じ光の下で見比べましょう。
写真で確かめるときの注意
日焼けは、写真では見分けにくいことに注意が必要です。メルカリの公式コラムも、明らかに退色しているものでない限り、画像で日焼けを見分けるのは難しいと説明しています。カメラの感度や光の当たり方で、色味が大きく違って見えるためです。
写真で比べたいときは、比べたいカードを同じ1枚の写真に並べて撮ってください。別々に撮った写真どうしでは、光や設定の違いが混ざってしまいます。
出典:写真での見分けにくさはメルカリ「トレカの美品ってどんな基準?メルカリでの購入・売却に欠かせない美品の見極め方」による。
日焼けしたカードの買取での扱い
日焼けは、買取で大きく評価を下げる状態として扱われます。CBトレコロの基準では、日焼けと色褪せは、しっかりとした折れや水濡れと同じランクC(キズ品)に入っています。ランクCは単品買取不可で、一括査定か査定の対象外になる区分です。
折れや白欠けには、軽いものを対象にした少キズ品(ランクB)の区分があります。一方で、日焼けはランクBの項目に挙がっていません。軽い日焼けでも、単品として値段が付くとは限らないと考えておくのが無難です。
同じページの注意事項でも、日焼けは破れや書き込み、水濡れと並べて「一括査定もしくは引き取りのみ」とされています。ほかの店の公式ページでは、日焼けの扱いを具体的に書いたものは見当たりませんでした。売る前に、店の基準を確かめてください。折れについては、店ごとの基準をポケカの折れは買取でどれだけ減額?の記事で比べています。
出典:買取の基準はCBトレコロ「買取査定について(取扱カード/キズ判断基準など)」による。
折れなど、ほかの状態が買取でどう扱われるかは、ポケカの折れは直る?の記事でも触れています。
フリマで買うとき・売るとき
フリマで買うときは、発売時期に目を向けてください。メルカリの公式コラムでは、発売が新しいカードは日焼けしていない可能性が高いとしています。一方で、一定以上昔に出たカードは、日焼けについて前もって出品者に確かめるのがよいとされています。
売るときは、日焼けに気づいているなら、そのことを商品の説明に書いておきましょう。同じカードや、ほかのカードの裏面と並べた写真を載せると、買う人も色の差を判断しやすくなります。
出典:発売時期と日焼けの考え方はメルカリ「トレカの美品ってどんな基準?メルカリでの購入・売却に欠かせない美品の見極め方」による。
これ以上日焼けさせないために
日焼けした色は元に戻りません。気づいた時点でできるのは、それ以上進ませないことです。窓際や照明の近くに飾るのをやめ、光の当たらない場所にしまいましょう。
飾りたいカードは、UVカットをうたうローダーやケースに入れ、置く場所と時間を限ると安心です。長くしまっておくときの光・湿度・温度の考え方は、長期保管の記事にまとめています。
光による退色を含めた保管のポイントは、ポケカの長期保管方法の記事をご覧ください。
ポケカの日焼けでよくある質問
日焼けしたポケカは元に戻せますか?
戻せません。日焼けはインクの色があせる変化なので、あとから色を足すことはできません。これ以上進ませないように、光の当たらない場所で保管してください。
同じカードが手元にないとき、どう確かめればよいですか?
裏面を使います。同じ時期のポケカは裏面が同じ柄なので、しまっておいた別のカードの裏面と並べれば色を比べられます。覆われていた部分との境目がないかもあわせて見てください。
少しの日焼けでも、買取価格は下がりますか?
下がると考えておくのが無難です。CBトレコロの基準では、日焼けと色褪せはランクC(キズ品)に入り、単品買取不可の区分です。店によって基準は違うため、売る前に確かめてください。
部屋の照明でも日焼けしますか?
日焼けは紫外線などの光に長く当たることで進みます。窓から入る日の光がもっとも影響しやすいため、まずは窓際を避けてください。照明の近くに長く飾ることも避けると安心です。
まとめ|日焼けは並べて比べると見分けられます
ポケカの日焼けは、1枚だけを見ても分かりにくいものです。同じカードと並べる、裏面をほかのカードの裏面と比べる、覆われていた部分との境目を探す、スリーブを外して同じ光で見る、の4つで確かめてください。
日焼けは買取で大きく評価を下げ、CBトレコロでは単品買取不可のランクCに入ります。見つけたら、それ以上進ませないように光の当たらない場所へ移しましょう。
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